今日はいつもデザインという仕事をしていて、どうしても悩むことを書きたいと思っています。

というよりも、すごく悩まないといけないと思っていることです。

それは商品やサービスの「価格設定」です。

 

 

現在も大小様々なプロジェクトが進んでいく中、価格設定をしてリリースする時、

コンセプトを見直し(コンセプトは時流や競合相手によって変化させていかないといけない)価格を改める時、

どのカテゴリーでどの価格で戦うのか?ということを検討している時が、苦悩でもあるし、一番大切であると思って時間をかけて考えるように勤めています。

 

 

デザインを請け負っている私が、なぜ価格を考えることが多いかと思われるかもしれませんが、

SASI DESIGNは「経営のデザイン」というコンセプトのもと、それぞれの企業に経営者のパートナーとして、デザインだけではなく経営全般のお手伝いをさせていただきます。

 

その中で、ビジョン達成のための戦略は必要不可欠であり、その戦略の中心に「価格」があると思っています。

 

価格とは単なる値段としてではなく、その商品の価値への評価として判断されるものであるので、

まず我々は何業界で戦うのか?

どこのカテゴリーで販売するか?

どういう商流(卸をつかうのか、エンドユーザーに直接うるのか?)で戦うのか?

ブランドとして育てる部分は損なわれていないか?

など、様々検討する要素がありながら、

製造する際の原価や販売する時の経費、そこから出てくる利益と販売数量など数字的な要素も出てきます。

 

そんなとても複雑で絡み合う糸のように思える状況も、事業者と一緒に「ああでもない、こうでもない」と悩みながら、最終的に決めるのはやはり「これなら売れそうか?」ではなく、「自分ならこれを買うか?」という、非常にシンプルでアナログな感覚なのです。

 

ロジックはそれぞれ、脳に汗をかくほど考え抜いた先に、すごくアナログでシンプルな感覚に頼るのは、主体性を持ちたいからかもしれません。

 

どんないいものでも、その事業者が本当に「ほしい」と思えるものでないと、言葉に迫力が出てきません。

事業者や私も含めて主体性をもち「絶対いいから、意地でも売り抜くんだ」という、その思いが売り上げにつながり、経営に直結すると考えています。

 

つい先日も事業者と一日中、コンセプトであるその地域資源をみて回り、ずっと悩みました。

 

また、リリースできた時にそれが正解かどうかがわかります。今はそれに向けて、全てを集中して考え抜き、決めていくことに集中します。

 

 

代表取締役 近藤清人