今年は個人的にとても早い一年でした。2019年が明けた時はまだ学生で、卒業制作を作りながらSASIDESIGNでアルバイトをしていました。

そして卒業し、4月に正式に入社。入社してすぐにクライアントとの打ち合わせに参加させていただきました。事務所の中でデザイン作業をするだけじゃなくて、打ち合わせに出ることで一緒に仕事をさせてもらっているんだと感じ、社会人としてのプレッシャーを感じました。

入社してからは特に早く感じました。任される仕事は大体いつも「しっかりやりきることができるかな?」と少し不安を抱きながら取り組んでいました。なんとかできたり、技術的に難しい時は手伝っていただいたりしながら、なんとか追いついているといった感覚です。

その中でとても感じたのはひとつの仕事に色んな人が関わっているということです。これを意識するまでは、クライアントの人のことまでしか考えれていませんでした。そうではなくて、そのクライアントのお客さんのことまで考えてデザインを始めないと意味がないのだと、失敗したり、アドバイスを受けて思うようになりました。

表現の部分はもちろんですけど、相手の意図を汲み取った上で自分なりの一番と思えるデザインをお見せできるようにしていきたいと思います。

中町勇輝

デザイナー