合同会社アクアベリーズ

奥泰之

現在、合同会社アクアベリーズの代表を務めており、「自分にも、人にも、社会にもやさしいWEBブランディングの専門家」として、活動しています。もともと取り組んでいたWEBデザイン制作や映像制作に加え、教育分野 のNPO支援など、国内と海外への教育支援も変わらず続けています。
僕は2023年のILBHに既存事業とは別で、新規事業の立ち上げを目指す創業者として参加しました。
そして、2024年は事業者をサポートする立場として何か貢献できないかという思いから、支援者として参加することを決めました。同じ講座であっても、参加するたびに得られるものがあると実感しており、新しいつながりや、これまで出会ったことのない面白い人たちとの出会いにも期待していましたね。
内容面では、特にアイデア編で紹介されたSASIの支援事例がとても印象的で、1回目に受講した時とは異なる新たな事例もあり、非常に参考になりました。
プラン編は正直しんどさもありましたが、それ以上に楽しかったという気持ちが強かったです。やっていてやりがいを感じ、「やらされている」のではなく、「やりたくてやっている」感覚でした。
特に印象に残っているのは、ペアとなった創業者の山田さんとのコミュニケーションです。会話そのものが楽しく、価値観の違いや新たな発見も多くありました。山田さんが少しずつ変化し、成長していく姿を間近で見ることができたのは、とても嬉しく、改めて「自分はこういうことが好きなんだな」と感じる機会でもありました。
また、他の受講者からも大きな刺激を受けましたね。中間発表ではモチベーションが高まりましたし、個々で取り組んでいたら、ここまでの成果は出なかったかもしれません。
一方で、自分自身の支援スタイルについても試行錯誤はありました。山田さんに不安を見せないように気を配りつつ、「どうすれば話したくなる雰囲気が作れるか?」を常に考えながら対話を重ねていました。
特に意識していたのは「待つこと」。
セッションではなるべく自分から発言せず、相手の話を「聞き出す」ことに徹するように心掛けていましたが、「どこまで待てばいいのか?」「答えが出ないときはどうすべきか?」という点は感覚で対応しつつも、「本当にこれで良かったのか?」と、よく頭の中でグルグル回っていましたね。
その中で、自分の強みや向いているスタイルにも気づくことができ、貴重な経験となったのは良かったです。
最終発表の1カ月前には、山田さんに最優秀賞を狙うかどうかを確認して、お互いに頑張る覚悟を決め、最後の1カ月は全力で取り組みました。他のペアがどのように仕上げてくるかを想定し、それを上回るためには何をすべきかを徹底的に考えました。
だからこそ、最優秀賞を受賞した瞬間は本当に嬉しく、二人で涙してしまったほどです。本当に自分自身にとっても大きな成功体験となりました。
受講後も山田さんとは継続的に連絡を取り合っています。
ILBHメンバーで取り組んでいる「学びのマルシェ」にも関わっていますし、他の参加者とも食事に行ったり話したりと、横のつながりが今も続いています。
ILBHには2年連続で参加しましたが、毎回新しい学びと出会いがありました。
特に、アイデア編の午後に実施されるフルコミットコース限定のワークは、ぜひ多くの方に体験してほしいです。自分自身を深く見つめ直す貴重な機会になり、それによって得られる気づきはとても大きいです。
そして、何よりも、ILBHの魅力は「横のつながり」です。
お金では得られない価値がここにはあります。
自然と「ずっとつながっていける」と思えるような仲間ができるのは、非常に心強いことです。特に、一人での活動に不安を感じている方にとっては、大きな心の支えとなるはず。

ILBHは、そんな仲間と出会えてワクワクできる場です。

主催:生駒市
受託者:株式会社SASI
問い合わせ先:IKOMA LOCAL BUSINESS HUB事務局(株式会社SASI内)
TEL:0798-55-7579
MAIL:contact@sasi-d.com