気づいていないかもしれませんがデザインは私たちの日常生活に大きな影響を与えます。パソコンや携帯、今読んでいるブログ投稿から毎日使われている歯ブラシやコーヒーカップ、私たちはデザインに囲まれています。
これらはアイデアから始まり、デザインの力で形にします。
良いデザインは問題を解決しながら意図した目的を効率よく果たします。悪いデザインは私たちの時間を盗み、間違いを引き起こし、最悪の場合は危険です。
デザインは私たちの考え方、感じていること、判断力まで影響を与えます。良いデザインは綺麗な形だけではありません、使う時にユーザーにポジティブな体験をもたらすことが同じぐらい重要です。そしてとくにすぐれたデザインはデザインされている風に感じません。
良いものを使うと製品に至るまでの創造的な努力や思考プロセスについては考えていません、経験がスムースで楽しいことがだけが重要です、何でこのデザインは良いのかを考えようとしません。
しかし、よくないものに遭遇するとそのデザインの悪いところを明確に分かる場合は多くあります。
昔ながらのガラスでできたケチャップボトル。このボトルの問題は使うとすぐ分かります、使う前にも問題点が想像できます。
- ガラスでできてますので絞れません
- ケチャップが出るところが大きいので出したい量を出すのは難しい
- ケチャップが出るところはいつも上なのでケチャップがすかくなると出しにくい
こちらは改善したデザインになります。
- ボトルはプラスチックなので絞れます
- ボトルの穴は下に向いていますのでケチャップが下にながれます
- ケチャップが出る穴は小さいので自分が出したい量は出しやすい
上記のように使ってみて問題がでるとすぐ分かりますが良いものだとそのまま使ってみても特に何も思いません。
次に良いものを使う時はどうやってできたを考えてみたらいかがですか?
ロジャー ジャンソン
デザイナー