SASIDESIGNの面接の時にも近藤さんから話してもらったり、自分自身も感じていることですが、体験というのはとても大事だなと思います。

デザインというのはPCでデータを作成するとが多いですけれど、最終的にはチラシだったり、パッケージだったり、プロダクトだったり実物になることが多いです。

なので、デザイナーは「実際にこのデザインを使った人がどういう体験をするんだろう」といったことを想像しながらデザインをします(この想像の質が高いといいデザインになりやすいです)

そして、その想像の質を高めるのには自分自身がそれについて体験することが一番かなと思います。面接の時には高級レストランのデザインをするのに高級レストランに行ったことがなかったら何がいいデザインかわからない!といった話をされました。

最近忘れていましたが、やはり体験するということはいいデザインに直結するんだなと思い出しました。このことを思い出したのは僕が担当しているクライアントとの打ち合わせの時でした。

そのクライアントは靴下を製造していて、「はだし靴下」というジムで裸足のままトレーニングができたりする商品です。(はだしでなにかをするというのは実はとてもいいことなんです。調べてみてください!)

僕自身も週一程度ですがジムに通っているので「はだし靴下使ってる?」と聞かれたのですが、その時使っていませんでした。
裸足で運動したりすることのメリットは検索したら多く出てきたので体験することの大切さを完全に忘れていました。

早速購入して、次回運動する時からはこの靴下を使ってみます。
裸足のメリットを感じつつデザインに活かせたらいいなと思います。

中町 勇輝

デザイナー