この度、10月16日に兵庫県神戸市の三宮に位置するサンパル内に創設される「起業プラザひょうご」内に、SASI DESIGNの新たな拠点を構えることとなりました。
起業プラザひょうごとは、起業や第二創業などの新たなチャレンジを、包括的に行えるインキュベーション機能を持ったシェアオフィス。
同施設は、兵庫県の委託事業により地域ICT支援を行なっているNPO法人コミュニティリンク様が管理運営を行い、
施設内の交流スペースに弊社SASI DESIGNも、新たな拠点を構えるとともに、
メインコーディネーターとして、起業や第二創業、ブランド育成などを含む支援をさせていただくことになりました。
かねてより、地方の様々な中小企業の価値を創出するために、あるカテゴリーのデザインだけでなく、
「何のために働き、商品を出していくのか?」というアイデンティティを紐解く経営コンサルティング、
「思いを具現化し、価値を伝える」ブランディングデザイン、
「ブランドを自分で育てていくため」の経営戦略サポートを含むブランド育成
を行ってきました。
SASI DESIGNでは、独自の経営コンサルティング〜ブランディングデザイン〜ブランド育成までをふくめて、「アイデンティティデザイン」と称してサポートを行ってきました。
そして、ブランド育成の場として、事務所の目の前にカフェDOORを開業し、その運営をしてきました。
事業者が自らデザインスキルをつける「できるDESIGN SCHOOL」
デザイナーや写真家、ライターなどから直接プロの技を学んで、事業者自身の発信の力をつける。
様々な事業者がつながり、プレゼンテーションをおこなう「SASI BAR」
様々な業種の事業者が集い、自らの仕事や考えについてセッションする飲み会。
マーケティングサービスとクラウドファンディングの「SASI MARKE」
商品のアンケート情報から、品質や戦略のブラッシュアップを行い、クラウドフファンデディングにて資金調達を行う仕組み。
様々な観点から、ブランドを育成するための支援を行なってきました。
新たな拠点では、支援機関様や金融機関様とともに、本格的に支援をできる窓口を作りたいと考えています。
もちろん、宝塚の事務所、カフェDOORも引き続き運営していきます。
新たな拠点である交流スペースも「DOOR」と名付けました。
それは図面表記のドアのマークを表しながら、起業やブランド育成、それにまつわる様々なサービスと触れ合うための「玄関口」として、またDOOP(洗礼)という社会に生まれ参加する場となる意思を込めました。
これまでやってきたことに加え、発表やプレゼンテーションの場としても利用しながら、クライアント様のブランド育成にも役立つ場、
そして、新たな事業者が出発する場となるように努めたいと思っています。
来る16日には、テープカットと記念式典
18日にはKiss FM KOBEの横山氏の記念講演と、交流会兼、播州織若手メンバーがプレゼンテーションをするSASI BARを行います。
ようやく少しずつ描いてきたデザインができる第一歩が踏み出せます。
もう一度気持ちを引き締めて、地方の中小企業のためのブランドづくりに何ができるかを真剣に問いたいと思っています。
まったく、理解してもらえない時期もありました。今だからこそ、すべての中小事業者に、きっちりとデザインの可能性を伝えていかないといけないと思っています。
これからが勝負だと思っています。
株式会社SASI DESIGN 代表取締役 近藤清人