VUCA(予測不可能な世界)な状況が続いていると言われて久しい現在のビジネス環境。
自然現象や社会情勢という外部環境が当初の予測を超えて変わり続ける地殻変動のような時代であり
またとてつもないスピード感をもってビジネスが動いている現在の状況下で
どのように事業を行い、経営を成長フェーズに持っていくのか?

根底にある課題の構造と、既存事業の再成長の鍵を解説します。

VUCA(予測不可能な世界)な状況が続いていると言われて久しい現在のビジネス環境。
自然現象や社会情勢という外部環境が当初の予測を超えて変わり続ける地殻変動のような時代であり
またとてつもないスピード感をもってビジネスが動いている現在の状況下で
どのように事業を行い、経営を成長フェーズに持っていくのか?

根底にある課題の構造と、既存事業の再成長の鍵を解説します。

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正解がない時代に「決めきれる判断軸」を持っていますか?

みなさまも経営や事業開発をされていて感じていることが多いと思いますが、事業案やアイデアのほとんどはうまく「成功」を収めることができないということです。

3/1000と言われるほど新規事業はうまくいかないと言われるほど厳しい世界でもあります。
AIが緻密な市場分析や計画書を一瞬で作成できる時代に、なぜ多くの新規事業が失敗するのでしょうか?

それは、成功の「正解」を追い求めすぎ、唯一無二の価値を生む「意志」や「熱量」を見失ってしまっているからです。

コンサルタントによる分析レポートや、完璧な計画書からは、人を巻き込む熱は生まれません。
そこに宿るのは「儲かるだろう」という打算であり、「何が何でもこれを実現したい」という美意識とも言えるアイデンティティ(判断軸)がないからです。

新規事業を立ち上げようとする背景には、単なる「儲け」だけでなく、既存の事業や組織に対して、以下のような深刻な課題や不安があるのではないでしょうか。

・売上は微増・横ばいだが、停滞感を感じる、このままじわじわ落ちていきそうな不安がある
・仕組み化を進めるほど、組織から“人間味”が消えていっている気がする
・第二の柱となる新規事業をつくりたいが、任せられる人・土台がない
・ブランディングや研修を重ねても、組織が変わらない

未来の市場を切り拓く新規事業を作るため、組織を巻き込み、「何度も何度も」形を変えながらでも挑戦していくには、経営者の「衝動」と「覚悟」が必要となってくるのです。

「衝動」と「覚悟」が組織を動かし、新規事業を支える

そして、その根源は「どうやるのか(How)」ではなく
「誰が(Who)」「なぜ(Why)」やるのかという、あなたのアイデンティティにあります。

アイデンティティが貫かれているからこそ、社員や人々の共感を呼び、事業者自身の成功に近づきます。

そのためには一度立ち止まり、「生き方」を問うところから始めることが非常に大切になってきます。

その生き方から自身が大切にしている価値観であるアイデンティティたる「美意識」に気づき、その気づきから「衝動」と「覚悟」が生まれるのです。

立ち上げるべきは「新規事業を立ち上げられる次世代リーダー」

新規事業の成否を分ける最大の要因は、アイデアでも市場選定でもありません。
それを立ち上げきる人が、社内に存在するかどうかです。

SASIでは、新規事業を考える前に、その会社のアイデンティティ(美意識)を掘り下げます。
ただし、「会社はどうあるべきか」という抽象論からは始めません。
重視するのは、経営者や幹部、社員一人ひとりの個人としてのアイデンティティです。
なぜこの会社で働いているのか、どんな価値観で生きてきたのか。
その問いを丁寧に掘り下げていきます。

経営者個人のアイデンティティをたどっていくと、必ず会社の歴史、先代や創業者への想いに行き着きます。
自分の生き方と会社の歩みが重なったとき、
「だからこそ、この会社をこうしたい」という衝動にも似た強い意思が生まれます。
この感情こそが、新規事業を途中で投げ出さず、困難を越えていく原動力になります。

そこで私たちは、最初から「事業」を立ち上げません。

自社のアイデンティティから導き出したビジョンに共感し、「一緒にやってみたい」と手を挙げる次世代リーダー候補とともに、小さなチャレンジを始めます。
その過程で、ブランディングや商品開発、新規事業が自然に立ち上がっていきます。

重要なのは、社員自身が「自分の声が会社に届き、社会に影響を与えている」と実感できることです。
その実感が、指示待ちではない主体的な行動を生み、仲間を巻き込み、新たな価値創出へとつながっていきます。

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成長企業が組織変革のために取り組む無形資産投資

出典:中小企業庁


中小企業庁の調査によると、2017年度を基準にした売上推移で、

「人材・MVV・ブランド・知財など無形固定資産」に投資した企業は、
そうでない企業に比べて圧倒的な売上伸長を示しています。

このグラフは最新の情報とは言えないものの、2020年度のコロナ期真っ只中を除けば、その前後で明確に伸び率が異なっています。

これは偶然ではありません。
外的環境変化を敏感に感じ取り、人に投資する企業が生き残り、成長しているのです。

研究開発費に見る格差

出典:経済産業省


製造業の研究開発費にも顕著な差があります。

中小企業(従業員300名以下)の研究開発費は売上比で0.3〜0.5%。
一方で大企業は3%以上。

その差は単に「お金があるから投資できる」という話ではありません。
研究開発費が1%を超えたあたりから、労働生産性が急上昇していることが分かっています。

つまり、大企業は“余裕資金”で投資しているのではなく、一人あたりの粗利を高めるための戦略的投資をしているのです。

SASI支援クライアントの成果

では、SASIが支援している企業ではどのような結果が出ているのか。

2023年度〜2024年度におけるデータを比較すると、

・全国中小企業の売上前年比平均:99.7%(製造業95.5%)
・SASI支援クライアント(n=38社)の平均:106%(全国比+9.5pt)
・支援開始時からの売上推移(直近5年平均):127%増加
・営業利益率:平均+1.7%上昇

これらはすべて、SASIのクライアント企業の実データです。

「共に未来をつくる」人材育成

社員と共に会社の未来をつくる。

だからこそ、まず「自社はどのような未来を描くのか」「どのようなアイデンティティ(美意識)を持っているのか」を、
一度立ち止まって真剣に深掘りを行い、経営者自身が深く考え抜く必要があります。

それは、きれいな言葉でMVVをつくることではありません。
「働く意味」「生きる意味」を個人から徹底的に掘り下げる“アート思考”が必要です。

そこから生まれる言葉には、感情が宿ります。
そして、その感情が社員の行動を変えていくのです。


詳しくはアイデンティティ経営概論(自分らしさから始まる?事業と組織の変革)で
語っていますのでご参照ください。

SASIの理念と想い

SASIは2012年の創業以来、
中小企業経営者に伴走し続けてきました。

私たちが大切にしているのは、単なる研修やブランディングではなく、
「経営変革の伴走」です。

私たちSASIは

「日本の100年を、ひとりの気持ちから」

というビジョンを掲げています。

中小企業だから、製造業だから、といった制約を越えて。
経営者、社員、一人ひとりの“気持ち”が本当に掛け合わされていくからこそ、これまでにない価値を生み、社会を変えていく。


それがSASIの信念です。

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最後に

これまでの「これをやっておけ」というトップダウンに違和感をもち、
自律的な社員と共に、新たな価値をつくっていきたい──。

そんな想いを抱く経営者の方と、
私たちはこれからも真剣に未来をつくる伴走をしていきたいと考えています。

経済産業省 特許庁による紹介動画

SASIの「アイデンティティ経営」アプローチが紹介されています。


この動画は、
経済産業省・特許庁が推進するデザイン経営推進プロジェクトの一環として制作されたものです。
(※SASIでは、自社が実践しているこの考え方を「デザイン経営」ではなく、あえて「アイデンティティ経営」と呼んでいます。)

SASI代表の近藤清人は、

・2023年度:中小企業庁「経営力再構築」メイン講師
・2024年度:特許庁「デザイン経営」有識者委員
・2025年度:特許庁「デザイン経営」アドバイザー兼有識者委員
を務めています。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
皆さまの中にある「モヤモヤ」は、必ず未来を変える原動力になります。
SASIは、その想いを共に形にしていくパートナーであり続けます。

株式会社SASI 代表取締役 近藤清人

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
皆さまの中にある「モヤモヤ」は、必ず未来を変える原動力になります。
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株式会社SASI 代表取締役 近藤清人