SASI DESIGNでは、4月より、デザインスクールを開講しています。
デザインスクールの内容は主に２種類あります。
１つめは、「まちの実践コース」という計６回の講座になっており、
「地域や社会の問題をデザインで解決したい」という人に向けた講座になっています。
コミュニティからデザインのプロが教える、実践的な6ヶ月の講座です。
その「まちの実践コース」の第1期生の初授業が6月11日の土曜日に行われました。
今回はその様子を少しお伝えしたいと思います。
第1期生として集まってくださった方は兵庫県の香住や、鳥取から来てくださったり、
職業も塗装屋さんやグラフィックデザイナーなど。
職業も出身もバラバラな6名の方が参加してくださりました。
今回は、講座の最初ということもあり、講師４名の自己紹介を兼ねた
「デザインを考える」というテーマで話していただきました。
まず最初は、ORIGAMI Lab.の檀上 祐樹氏 による
「デザインとは?課題と様々なデザイン」
壇上氏は大学院生時代にstudio-Lの前身studio:Lに参画し、大阪府堺市の環濠地区のデザイン研究、兵庫県家島町( 現:姫路市家島)の「探られる島プロジェクト」などを展開されました。現在はORIGAMI Lab.の他に、大阪産業大学デザイン工学部建築・環境デザイン学科特任講師、公益法人いえしまふるさと基金審査員をつとめられています。
続いては、SASI DESIGNの代表、近藤による
「企業デザインとまちづくり」
3人目はF.T.A建築/都市研究室の深水 浩氏による
「建築とまちなみのデザインとそのコミュニケーション」
深水氏は、建築史、建築計画、景観計画を専門とされ、近年は歴史的建築物、歴史的景観、文化遺産の啓蒙および保存活用と、それによる街の活性化に携っておられます。
また、大阪産業大学デザイン工学部、京都市立芸術大学美術学部、大阪成蹊大学芸術学部、修成建設専門学校非常勤講師。
朝日カルチャーセンター講師、大丸松坂屋友の会建築見学企画担当講師をされ、著書に「図説やさしい建築計画」学芸出版社より出版されています。
最後はstudio-Lの神庭 慎次氏による
「住民参加のコミュニティのデザイン」
神庭氏は大学卒業後、NPO 法人環境デザイン・エキスパーツ・ネットワークを設立、運営され、2006 年studio-L に参画されました。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わり、まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメント、グラフィックデザインなどに関するプロジェクトを多く手がけられています。
以上４名の講師が計６回の授業の講師の面々です。
講師が話し終えると開始から5時間程たっており、ボリューム大の第一回目の授業となりました。
話を聞く皆さんの表情も真剣でした。
その後、今回受講していただいた方々にも自己紹介を兼ねたプレゼンをしていただきました。
皆さん真剣に今回の授業に取り組まれているのだという姿勢が伺えました。
そして交流会を兼ねた飲み会がスタートしました。
講師の方と受講生の方の距離が一気に縮まり、これからの半年に向けて皆さんやる気十分でした！
また、今週末には、「スキルアップ講座」という、もうひとつのデザインスクールがあります。
こちらはプロに教えて頂く、スキルアップの為の単発の講座です。
プロに頼まずに、会社の簡単な案内や新商品の案内をしたい。
でも、しっかりとしたものを作りたいと考える方に向けたデザインのコツを学べる講座です。
内容も単発となっていますので、気になる講座に気軽にご参加いただけるようになっています。
6月25日の講座は、
「お店のPOPや、ふとした時のポイントに手書きのかわいい文字やイラストを添えたい」という人に向けた講座になっています。
手書きのイラストや文字があるだけで温かみのあるデザインになります。
当日は実際に文字やイラストを描きながら講座を行いますので、実践的に行います。
定員も残りわずかとなっておりますので、ご興味のある方は、気軽にお問い合わせください。
【講座の詳細】
講師：芳木 幸代 氏(グラフィックデザイナー)
日時：2016/6/25(土)
持ち物：筆記用具/スケッチブック(ノート)
受講料：各 6,000円(1drink付き)
定員：10名程度(最小遂行人数4名)
場所：株式会社SASI DESIGN /cafe DOOR
兵庫県宝塚市末成町27-2
ご興味ありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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