日本のウェブサイトの特徴

海外では「日本人」が美しいと思うものはミニマルという印象があります。静かな日本庭園や穏やかな神社とお寺。その半面、街中に行くと明るいネオン広告で溢れています。

この二面性は日本のウェブデザインにも見られます。

日本のウェブサイトを他に比べるといくつか目立つところがあります。
大量のテキスト、余白が少ないレイアウトや細かいグラフィックが多い等あります。

文字が多い

sony.com

sony.co.jp

英語を使用するWebサイトと比較して、日本のWebサイトで使用されるテキストの量はかなり多く見られます。

1つの理由としては購入者を説得する必要がある、海外の購入者を比べると日本人はオンラインショッピング、商品を購入する前にかなりの詳細を必要とする。 これにより、日本のウェブサイトで大量のテキストが使用されるようになっていると考えられます。

グラフィックが細かい

yahoo.com

yahoo.jp

日本のウェブサイトは小さくて低解像度の写真を利用することが多い。 これらの写真は主にパフォーマンスの目的で配置されているではないかと考えられます。ウェブサイトが少なくとも6秒以内に開かない場合、オンラインユーザーがWebサイトを離れる可能性が高いと言われています。

したがって、スムーズなエクスペリエンスを提供することは非常に重要です。 画像の使用を最適化することにより、Webページができるだけ速く読み込まれるようにすることで実現できます。

なぜ欧米と違うのか?

スマートフォンが出てずっと前から、日本での折り畳み式携帯に独自のモバイルウェブがありました。
折り畳み式携帯の小さな画面用にウェブサイトが作成されたため、コンテンツを小さなスペースに納めるように設計する必要がありました。

さらに、日本語のWebフォントが少ないです。 これは、各フォントが数千の文字を個別に設計する必要があるという事実によるものです。つまり、高価で時間がかかり、ダウンロードに時間がかかるということです。 このためプレーンテキストの代わりに画像を使用すること多いです。

しかし、スマートフォンや5G、インターネットの普及によって日本のウェブデザインは良い方向に変わりつつあると思います。

ロジャー ジャンソン

デザイナー