株式会社SASI DESIGNは、中小企業の「経営のデザイン」ということをコンセプトに様々なプロジェクトを進行しています。

純然たるデザインの会社ではなるのですが、お仕事の依頼はどうもそればかりではないようです。

それは会社の方向相談や人材や人事のこと、新たな事業を立ち上げたいなど、半ば経営コンサルタント会社に依頼されるような内容ばかりです。

そのような案件に対して自信を持って「大丈夫です」と経営の話をしてしまうもんだから、

「近藤さんはコンサルタントで、他の人がデザインをしているのですね」と言われてしまうこともしばしば。

(ちゃんと実務のデザインもしています 笑)

思えば創業時

「持続的な地域の活性化、地方の価値を高める」

という目的をもって立ち上げた会社であるから、そう言われることは確かにいいことでもあります。

これまで、アイデンティティデザインと称して、経営者自信や会社の強みややり遂げたいことを引き出していき、事業のパートナーとして数多くのお仕事をさせていただいてきました。

実は昨年、経産省が「デザイン経営宣言」を行いました。

これまで多くのデザインは、今ある資源を使い見た目を新しくするためにマーケティング(中小企業の場合はそれすらない場合も多い)の一部としてデザインが使われてきました。

まさにデザインドリブン(デザイン駆動)で新たな道を切り開くことが出来るかもしれない。

しかし、問題はそれが続かないということである。

特に中小企業の場合、「デザインを新しくして、なんとか売り上げをあげたい」という非常に曖昧なものが多く、運良く一つ商品を出せても次の手がありません。

 

ここで重要とされている「デザイン経営」とは、商品をリリースするという段階において下流で参加していたデザイナーが、会社の方向性や経営戦略にまで顧客目線を持ってアドバイスをするという最上流で参加するということであると考えています。

 

SASI DESIGNでは、これまでずっとこのような方法をとってデザインを進めてきました。

いつも対費用効果は?と問われますが、「当然いつも確実に結果は出ます。しかし事業者のやる気次第です」と生意気にも答えることが多いです。

 

発注者と受注者ではありますが、私たちはクライアントの会社のスタッフだと思い仕事をし、言いたくないことまで言ってでも、その会社がいい方向にすすむためのCDO(クリエイティブデザインオフィサー)という役割を担っていると考えています。

 

先日打ち合わせの中で、「なぜお仕事をさせていただけているのですか?」と雑談していたときに「信じているからです。」とシンプルで一番嬉しい答えをいただきました。

 

「信じる」その言葉の重みを常に感じながらこれからもデザイン経営を進めていないといけないと感じました。

 

まだまだですが、理屈だけでなく一番クライアントの会社を理解し、

進むべき道をきっちりと示唆できる存在でありたいと考えています。

近藤 清人

代表取締役社長