天災が重なって皆様も大変な日々をお過ごしだと思います。ご無事をお祈りしております。

ほぼ毎日経営相談とコンサルティングをしている私ですが、実は「経営」ということをすごく意識するようになったのは、ここ2、3年くらいです。独立して6年と少しですが、今思えば独立したてのときは「経営者ごっこ」をしていたように思います。

当然、誰かに雇われているわけでなく、1人で収支計画なんかをたてて、まさに経営をしていたんですが、ただそれだけというか。でもそのときは「経営をしている」と少し高を括っていたように思います。

フリーランスもそれはそれで、大変だと思います。でも経営するってもっと心臓にくるし、どうしようもないことにも挑み続けないといけないし、組織の全責任をうけて、苦虫を噛み潰しながら少しずつマイナーチェンジを繰り返していかなければならないんだと痛感しています。

スタッフが10人を超えた現在、売上計画や経営指針なんてことも重要だけど、社内環境の整備とか社内コミュニケーショの取り方、人事考課の仕組みとか、それを個人で初めたころから、まともな会社になるために日々苦心しています。

 

会社勤めしていたときは、「当たり前」と思っていたことが、そのときの経営者が色々な壁にぶち当たって作ってきてくれたことなんなだなぁとしみじみ思います。

当然嬉しいこともたくさんあります。自分の考えが社会に評価されたり、スタッフがご機嫌で笑っているたけでもすごく嬉しくなります。

先日大型キャビンを借りて、社員を乗せて社員研修にいきました。私が運転したのですが、普段頭では理解していますが、車にみんなを乗せていくことで、これだけの命というか、生活を担っていて、乗っているスタッフの会話一言一言、笑い声なんかが会社を経営しているってこととオーバーラップして思えました。

3年ほど前、スタッフが増えてきたときに「デザインは15年近くしてるけど、経営者としてはまだ3年も経っていない。ちゃんと経営の勉強しないと大変なことになる。」と思ったことがあります。経営初心者なんだと、何事にもおごらず、真剣に組織を作っていく経営者にならないと思ったのを記憶しています。

だからか、1人でやっているような人で、格好をつけて「CEO」とか名刺なんかに書いている人を見ると、ちょっと引いてしまう自分がいます。

人を導いて、人が心地よく能力を高めるために働くこと、その経営をこれからも真摯に向かい合いたいと思っています。

まっすぐ、理想に一途に、進む気持ちしかありません。

 

近藤清人